2022.06.29

パルプマガジンみたいに薄っぺらいコラム



親愛なる友だちへ、ひねもです。

先日は久しぶりに西永福JAMに出演。


4周年ということでおめでとうございます。

共演も楽しく良い1日だった。

しかし自分の中ではもっとやれたなーと久しぶりに落ち込む。




帰宅してからレコード屋で買った“ローリング・ストーンズが大好きな僕たち”を読む。

鮎川誠さんの言葉が沁みる。
結成時からメンバーがゴタゴタ言い出したら胸ぐら掴んでブワァーとやり合ったとか。鮎川さんはSHEENA&THE ROKKETSをやるために必死だったと。

で、対談の中で“今でも必死だよ”とおっしゃっていてグッとくる。

いつ頃の対談なのかはわからないが発行年からすると鮎川さんはもう40代半ばくらいだろう。

既にレジェンド枠に入っていただろうけど、それでもバンドをやるのに必死だと。

当たり前の事なんだろうけどグッときてしまう。


いつも上がったり下がったり。
本の中でストーンズ狂の山川さんが人生で初めて生のローリングストーンズを観る場面がある。

ずーっとストーンズが大好きでニューヨークまで行って、遂にライブが観れると。




しかしライブが全く良くなかった。

俺が何十年も追いかけた大好きなストーンズはこんなバンドだったのかあ、、とガッカリして泣いた。青春を返せと思ったと。



ミックもキースもずっと機嫌が悪く、ジョンリーフッカーをゲストに招いたコーナーでもチューニングは合ってないわギターは放り投げるわ、、と散々だったと。



で、山川さんが泣きながら落ち込んでたまさにそのときにミックとキースも”俺たちはこんなはずじゃなかった“と落ち込んでいたと。


これスティールホイールズツアーの話しだからめちゃビッグなスタジアムバンドになった大御所ストーンズなのだけど、そんなレベルでもちゃんと落ち込むのだなあと変に感動してしまった。


で急遽ミーティングを開いて次の日には昼間から通しリハをやったと。

ストーンズのワンマンをフルにリハしたら3時間くらいかかるのかな?大変な作業だ。

そのリハにはちゃんとジョンリーフッカーにも来てもらったらしい。



このアトランティックシティライブってエリッククラプトンがいてジョンリーフッカーが出てきてブギーチレンやったやつで音源にもなってるし、YouTubeにも映像あって。

そんなギター放り投げるシーンなんてあったかな?と疑問に思ったけど、三日連続ライブの初日が散々でそこから立て直したのかと。

だから僕が見たYouTubeにあるやつは二日目か三日目のどちらか。ジョンリーはゴキゲンであの乱れ打ちやってるもんね。

YouTube→ https://youtu.be/o4jo6tmMr9s



この二日目はもう凄かったと。とても同じバンドには見えなかった。と話している。

ストーンズはグッと気合い入れて持ち直したんだなあと。




音楽をそれなりに長くやってきて、ある程度の大人でもあるので感情を露わにするのは違うのかな、、、とも思ってたけど、この話しを読んでそれもアリなんだなと感じた。

何度もまた砂の城を作ろう!






来週は久しぶりに町田SDRに出演!

荒波のような音楽で楽しもうと思います。

Rioちゃんは2ステージ。110番と連続出演!

ひねもす大臣&The HouseRockers は20:20〜です!

よろしくお願いします!
ブラザーシスター、ライブは、バンドは、上がったり下がったり。

それで良いのだ。



写真はIKEAにて。
コロナ禍になってからソファもカーペットも捨て今は物欲ない状態なので欲しいものは特になかったです。
現場からは以上です。

●OFUSEでの投げ銭について

 

希望された方の投げ銭の内5%の金額を支援団体へ寄付する取り組みとなります。

 

寄付先団体は日本ユニセフ協会もしくはセーブ・ザ・チルドレンとなります。

 

無理ない範囲で支援いただけたら嬉しいです。

 

市井の人々の安心と安全を心より願っています。