2022.11.26

パルプマガジンみたいに薄っぺらいコラム



親愛なる友だちへ、ひねもです。

先日は下北沢でライブ。

現編成では”ろくでもない夜”は初出演。

前回はポップコーンズの企画で出たな。懐かしい。


早めに家出て梅ヶ丘でスーツ受け取って下北沢へ。

フミくんが西永福で忘れたスーツを含めると一時的ではあるが3着のスーツがスーツケースの中にあった。

これぞまさにスーツケースだ。



入り時間より早めに到着したら楽屋で堀くんが練習してた。

四方山話に花が咲く。

知り合ったのは2008年くらいか。

あれから今までずっと音楽をやってる。

それだけ長いとやはり色々あったもんで思い出から近況まで話すことはたくさんある。




あの頃の 新宿JAM の話しとか。

堀くんは”裸足のテロリスト”ってバンドをやってて僕は”空からギロチンズ”ってバンドをやっててフミくんは”ザ乳化剤”ってバンド。




当時JAMは他のライブハウスに比べてノルマが安かった。

ありがたいことだったが、安いのにはなんでも理由がある。

平日でも6〜8バンド出演とか当たり前でトップは夕方くらいで、タイムテーブルなんて押し捲りで最後のバンドは22:00回る。

んでお客さんはほとんどいない。

いわゆる”爪痕を残す”とかってよりもっと以前で”どうにかして誰かに見てほしい”って切実な問題に直面する。

なにか突飛なことをしないとお客さんはおろか共演者すら誰もいない環境で演奏することになる可能性の方が高かった。


これもどこかで話題に出してるかと思うけど





床に這いつくばって匍匐前進で登場

激しく動いた結果マイクケーブルにぐるぐる巻きになり動けなくなる

ジャイアントスイングされながら弾き続けるギタリスト

アンプの上からバク転するギタリスト

酔っ払いすぎてギターが弾けず、自身の吐瀉物まみれで椅子に座らされたままのギタリスト

ビールグラスの破片が散らばるフロアを裸足で歩く

ギターソロ中に女子トイレに乱入

ギターソロ中に外に出て行き帰ってこない

物販机でクロール泳ぎしCDをばら撒く

テーブルの上に仁王立ち

ドラムセットにダイブ

ドラムセットにテーブルを投げつける

ドラムセットをフロアに下ろしてバスドラムを客に押さえさせる






And more…限りなく続くのでこの辺でやめておく。


全部実際にあった出来事だ。

ちなみに最初の匍匐前進で登場するのは堀くんで、最後のは僕だ。


みんな試行錯誤していた。



ボーカルかギタリストがステージから降りてくるなんてのは当たり前だった。そっちが来ないならこっちからいくぜみたいな。全バンドそうだった日もあった。


僕はひねもす大臣になってからもしばらくそっち寄りだったんだけど、ある時に”ステージ降りてやるパフォーマンスって広い会場じゃ出来ないよな”と思ってやめた。

そこに特化していくのは自分のやりたいこととはちょっと違うなと。

せっかくステージを用意してもらってるのだから、その枠の中でやるべきだよなと考えるようになった。


高ぶりの中で偶然そうなるのは大歓迎だけど、狙ってそこいくのは違うなぁと。


あくまで自分がやる場合の話しで。
他の人にはそれぞれの考えがあるだろうから。


物販で暴れるとかはちょっとな〜とは思うけど、わざとじゃなくて高ぶりの結果でそうなっててかっこいいならアリなときもあるだろうし。

ライブにはそういう瞬間もあるから。




、、、この辺の話しは今回はここまで。

ノルマの話しとかも書きたいけど、何かの機会に。

需要あればまた改めて書きます。




下北沢は街の作りがだいぶ変わった。改札も場所が昔と全く違うし。あれわかりにくいんだ。出口が全く別の場所になっちゃったから。

ろく夜方面はオシャレな建物がたくさんできてた。

レストランとか飲み屋がいっぱい入ってる複合施設みたいなやつ。

んで、もちろんそんな店はフル無視で”珉亭”に行った。



ライブの日って何を食べるかも重要なんだけど食べる時間も需要。

たいがいリハーサルが終わるのって夕方。

ほとんどの飲食店がお休みの時間。

個人店とかだとランチ終わってディナーまでの15:00-18:00くらいまでは休みなとこが多い。


んでライブってだいたい18:30とかから始まるからすごい悩む。



16:00とかの中途半端な時間でもやってるチェーン店系に行くか、出番時間にもよるけど夕方はグッと我慢して18:00から居酒屋でサクッと呑むか。

もしくは全てを潔く諦めてコンビニかスーパー行って青空眺めながら呑むか。

アルコールを摂取するってのは自分の中で決まってる笑



中華料理店だとどこの街でも通しで営業してる確立が多くて、だから中華で前呑みが多い。




食事できるのは出番の2時間前までってなんとなく決めてる。直前まで食べたりしてると演奏中に気持ち悪くなってしまう。

炭水化物もなるべく避けて、僕はピータンとかザーサイとかバンバンジーとかそういうのがあれば充分。



フミくんは定食とかを普通に食べる。ビール飲みながら。

思えばステージドリンクも甘い炭酸飲料とかだし。

普通のバンドマンは水がほとんどだ。


緑茶だったとしてもしてもかなり違和感あるのにヌルいドクターペッパーとか三ツ矢サイダーとかドデカミンとか飲んでるからね。なんなんだろうね。


珉亭に来るのは久しぶり。

下北沢自体あんまり用事無くて滅多に来ないんだけど、来たら必ず寄ってた。ラーチャンセットね。



リハ終わってものすごく悩んだが”チャーハンチャンス”をものにするべくガクちゃんとフミくんと珉亭へ。ソウさんは遠慮しときますと。

珉亭2階で、辣白菜と餃子そして大好きなチャーハンをシェアした。んで瓶ビールを何本か。


このピリ辛白菜漬けが美味いんだ。独特の味付けで。

立ち位置で似てる感じだと立川のサンモリノ漬けみたいな。

あっちはナポリタンとキャベツ漬物がセットで出てくる。

やはりピリ辛。

しかしキムチではないのだ。

これにはどういう歴史があるのだろう。

珉亭の辣白菜も本場中国の甘酸っぱい辣白菜とは向いてるベクトルが全然違う。

キムチのジェネリック版みたいな雰囲気がある。


似たスタイルだと大手町のリトル小岩井のコールスローも大好き。あれもピクルスとかザワークラウトとかとは向いてるベクトルが違う。

銀座のジャポネも好きだ。

このいわゆるイタリアンのパスタとは全然違う日本独自のフライパンでガンガン炒める系のスパゲッティについても色々話したいけど脱線してしまうのでまた今度。



んで珉亭に話を戻して名物ピンクのチャーハンね。

なんで昔ながらの焼豚は赤いんだろうね。

いや赤というより紅と呼びたいね。

紅の豚が最高なんだ。



見た目は奇抜なカラーリングだけど味は超オーソドックスなチャーハン。

初めて食べたフミくんいわく”どこかでいつか食べたような懐かしい味”と。

不思議と郷愁をそそる。

絶対ありえなくて確実に捏造な記憶なんだけど幼い頃に在りし日に親に連れて行ってもらった思い出が蘇る味なのだ。

ノスタルジックベイベーだ。



ライブはみずすまし堀くんからスタート。
MVになってた新曲もいいね。
ヘッドがフェンダーシェイプのレアなアコギは福生の米軍基地近くのあそこで手に入れたいらしい。

んで全開のアブクス。
もっとたくさんの人が見るべき知るべきバンド。
正当な評価を受けて欲しいです。

そして初めましての北海道から田高健太郎さん。
エモーショナルで凄かった。
勇気をもらった。
感動しちゃった。

自分ももっと頑張ろうと思った。




イベントに対して思うところはあれど、ステージ上がったら全力で。

演奏しながらただガムシャラだったあの頃のJAMを思い出していた。



リハで音作りが難しくて、本番も難しかったけどなんとかやりきれた。

たぶん普段僕らみたいなバンドは出てない場所で、やり方が違うというか。

でもそれは例えるならカツ丼があったとして僕は出汁があって卵で閉じたやつをカツ丼だと思ってて、向こうはキャベツしいてソースかけたやつがカツ丼だろうみたいな。

そういう類いの認識の違い。
どっちがどうとかではなく。
勉強になりました。

イズミさん呼んでくれてありがとうございました。


来年の予定が何も決まってない。

やめるってことはないだろうけど、こればかりはわからない。

なので、12月の自主企画で会えたら嬉しいです。

年の瀬なのでみんな忙しいだろうけど時間あったらロックで遊ぼう。よろしくお願いします。

最初から最後まで音デカいゴキゲンなロックンロールショーです。

堀くん良い顔してるけど泥酔しててこのときすでに記憶なかったらしい笑

あれ一緒に帰ったっけ?だって。

次の日まで色々あって大変だった。

ろく夜の皆様お騒がせしました。
すいませんでした、、。

おれたちいつでもトラブルボーイズ!

ジェリーリーとウィルコの訃報。

素直に寂しいです。

その分まで〜とかは全然思わないけど、ティーンの頃に出会ってあのときスピーカーからこっち側に。ウィルコはライブも見に行った。そうしてもらったたくさんのもの大事にして生きていきたいです。


ブラザー、シスター、今を大切にね。